
紙粘土を使ってカブトガニの型抜き体験を楽しむ子どもたち
人の暮らしと川、海とのつながりをテーマにした企画展「川の文化と海の文化」が、日田市三本松の市立博物館(北村羊館長)で開かれている。8月1日まで。入場無料。
館内には所狭しと遺跡からの出土品や漁師の仕事を紹介したパネルなど約500点を展示。土器を作る回転台に使っていたクジラの骨(大分市小池原貝塚・縄文時代)や、ペンダントに使用したサメの歯(中津市枌(へぎ)洞穴遺跡・同)などが並んでいる。日田市池辺町の長迫遺跡などで出土した製塩土器(奈良時代)の展示もある。
同館の行時志郎主事(46)は「骨や歯を加工して使ったり、海岸部から運ばれてきた貴重な塩を摂取するなど、川や海を通して豊かな生活を送っていたことが分かる」と話す。
三隈川のウナギ漁、アユ漁を紹介したパネルや漁に使っていた実物の道具も展示している。紙粘土でカブトガニなどの型抜き体験ができるコーナーもあり、子どもたちに人気。
環境問題などをテーマにNPO法人水辺に遊ぶ会の足利由紀子理事長、県埋蔵文化財センターの村上久和主幹、NPO法人ひた水環境ネットワークセンターの安岡英次理事の3人による講演会が24日午前11時から、パトリア日田である。28日には中津市で中津干潟観察会(定員50人)もある。
同博物館は「夏休みの自由研究にぴったりなので、ぜひ自然環境のことをもっと知ってほしい」と呼び掛けている。問い合わせ、申し込みは同博物館(TEL0973・22・5394)へ。
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