
雨のため増水した玖珠川=13日午後、日田市天瀬町
活発な梅雨前線の影響で、九州など西日本一帯で大雨による浸水や土砂災害などが頻発している。県内でも12日朝から大雨警報などが断続的に出され、中津の雨量は同日未明の降り始めから13日午後9時までに190ミリを超えた。まとまった雨は今後も続く見通しで、県は「各種警報などの情報に注意を払い、万一に備えてほしい」と警戒を促している。
大分地方気象台によると、梅雨前線は対馬海峡付近に停滞。暖かく湿った空気が南から流れ込み九州北部などの各地に強い雨をもたらしているという。「県内は14日いっぱいまで大雨が降る可能性が高い。引き続き警戒が必要」と同気象台。
災害をもたらす局地的なゲリラ豪雨に、県民はどう対応すればいいのか。「危険情報を1分1秒でも早く入手し、自主避難などの準備に役立てることが重要」と強調するのは県防災危機管理課。その手段として「県民安全・安心メールを積極的に活用してほしい」と話す。
県が2008年秋に始めた同メールは、昨年10月に登録者が1万人を突破。現在、約1万1千人余りの県民に対し、気象警報や洪水予報、土砂災害危険度や河川の水位、竜巻、食中毒などの各種情報を自動配信している。
システム開始以降、配信の総件数(天気予報などの定期配信を除く)は170件を超えており、12日未明から降り続く今回の大雨でも、警報が出されるたびにリアルタイムで一斉に情報を伝えている。
防災は「備えあれば憂いなし」が鉄則。県は「長雨で地盤も緩んでいる。油断せず、気象情報と周辺地域の状況などに細心の注意を払ってほしい」(安部治良危機管理監)としている。
メール登録は無料。問い合わせは同課(TEL097・506・3155)。
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