
「これは冷蔵庫に入れる救急医療カードです」と戸高会長
佐伯市西上浦地区社会福祉協議会(戸高弘行会長)は8月から、高齢者、障害者らが病気の時や災害時に、迅速に救急活動が受けられるための「救急医療カード事業」をスタートさせる。対象者から希望を募るなど準備をしている。
対象者は75歳以上の一人暮らしの人と80歳以上の高齢者世帯、障害者ら要援護者。同カードは、氏名や年齢、血液型、かかりつけの病院、今かかっている病気、常用している薬、アレルギーの有無、健康保険証の番号、緊急連絡先などを記入。プラスチック製の容器に入れて冷蔵庫の扉側に立てて入れて置くものと、携帯用のものがある。
仮に意識がなくなった場合でも、かかりつけの病院などの情報が救急隊員などに即座に分かれば、より適切な治療が速やかに受けられる仕組み。
西上浦地区は481世帯・1257人(1月1日現在)が住んでいるが、高齢化率が3月で40%を超えた。病気がちの高齢者が増加している上、佐伯湾に面しているため、南海地震による津波被害も心配される地域。対象者は百数十人とみられ、民生児童委員を通じて同カードを配布している。
同事業は県内では大分市や中津市などで始まっているが、佐伯市内では初めて。
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