
三つの車輪を使っているのはドリームサーカスだけという「大車輪」=5月23日、宮崎県延岡市
暗闇の中からステージに現れたのは、観覧車のように三つの“車輪”が付いた「大車輪」。真枝(まえだ)功一会長(50)が「三つの車輪を同時回転させるのは、国内ではドリームサーカスだけ」と胸を張る難易度の高い演目だ。
幅約50センチの車輪の中に、3人の男性が飛び乗った。それぞれがタイミングを合わせて体重移動すると、振り幅が大きくなり、支柱を軸に回転を始めた。ハムスターのように車輪の中を走り回りながら、徐々にスピードを速めていく。
男性は車輪の外につかまって高さ約9メートルの頂点へ。振り落とされないかと、ハラハラしながら見守る観客の気持ちが一つになる。
回転が最高に達した時、頂上にある車輪の外で男性が立ち上がった。そして縄跳びをしたり、ジャンプしたり。黒い布で目隠しをしてバランスを取る姿には、思わず息をのむ。
命綱のないショー。度胸と技術が成功の鍵。
「最初は毎日5、6時間も練習した。回転で振り落とされなくなるまで、何度も何度も」。最年少の劉(リュウ)紅(ホン)玉(ユィ)さん(21)は7年前から技を磨いている。
「今はもうへっちゃらだ。目隠しをする瞬間はやっぱり緊張するけどね」とはにかんだ。
<メモ>
大分公演は17日から9月7日まで、大分市の大分スポーツ公園H駐車場特設会場で。前売りチケット(自由席)は高校生以上2200円、3歳~中学生1200円。指定席は別に料金が必要。問い合わせは大分公演事務局(TEL097・520・7768)、大分合同新聞社事業部(TEL097・538・9647)。
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