大分のニュース

別府市光町大火から半年 盆踊り大会開催へ

[2010年07月13日 10:04]

更地となっていた区画(点線)に住宅の建設が進む別府市光町。7軒が建設中で、8月までにそのうち4軒が完成する予定=12日午後

 別府市光町と隣接する末広町で民家やアパートなど計23棟を全焼、1人が死亡した光町大火から13日で半年。焼け野原となった一画では竹製品の工場が稼働を始め、7棟の民家が建設中だ。地域コミュニティーの核となっていた「此花(このはな)温泉」の再建計画が進みつつあり、8月には恒例の盆踊り大会を開くことも決まった。

 がれきがうずたかく積まれていた火災現場。3月末までに県建設業協会別府支部などの協力で更地にした後、住宅などの建築が始まった。「住み慣れ、知り合いのいる土地に住みたい」との願いが込められたつち音が響いている。
 「愛美容室」を全焼した東田悦子さん(60)の美容室兼自宅は7月末に完成する。「お客さんの声もあり、お盆には再開させたい」と張り切る。
 一方、仮住まいを続ける被災者も多い。市は、市営住宅の家賃を最大で半年間無償にする緊急支援を実施。当初12世帯19人が入居し、今も8世帯15人が暮らしている。半年を機に、入居者は有料で住み続けるか転居するかの選択を迫られる。
 全焼した建物の中には、地元・光町1区自治会が運営する此花温泉もあった。毎日数百人の周辺住民が利用し、文字どおり“裸の付き合い”の場だった。「敷地が道路と2メートル以上接しなければならない」と定めた建築基準法が障壁となり建設が危ぶまれたが、自治会が土地を買い足して解決。年内の再建を目指し、設計作業が進められている。
 自治会の太鼓や法被、音響機器なども燃え、毎年夏に開いていた「供養盆踊り」も中止する方向だった。だが「こんなときだからこそ、地域のつながりを絶やしてはいけない」と、8月22日に地区内で開催する。
 同自治会の岩尾一郎副会長は「皆さんの協力のおかげでここまで早く復興できた。盆踊りでは亡くなった被災者を供養し、地域のきずなを深めたい」と話す。

県内過去のニュース

7月13日

7月12日

7月11日

7月10日

7月09日

7月08日

7月07日

7月06日

7月05日

7月04日

7月03日

7月02日

7月01日

6月30日

6月29日

6月28日

6月27日

6月26日

6月25日

6月24日

6月23日

6月22日

6月21日

6月20日

6月19日

6月18日

6月17日

6月16日

6月15日

6月14日

6月13日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA