
地域伝統の味21品を紹介。「ぜひ挑戦して」と窪田エツ子代表(左)=中津市耶馬渓町山移のほのぼの茶屋
中津市耶馬渓町山移の食品加工グループ「愛菜グループ」(窪田エツ子代表)が作製していた、地域に伝わる料理を集めたレシピ本「山移の郷土料理」が完成。伝統の味を知ってもらおうと、21品を写真付きで紹介、おおいたインフォメーションハウスから発行している。
料理はどれもメンバーが家庭で作ってきた、地域の素材を使ったもの。グループが運営する「ほのぼの茶屋」で提供している約40種類の中から、ご飯ものとおかず、畑仕事の合間に口にするおやつや保存食などに分類し、絞り込んだ。地域独特の料理名が残っているものにもこだわったという。材料や作り方をまとめ、分量を数字に起こして写真を撮り、1年がかりでまとめ上げた。
レシピを提供したメンバーの一人、竹井睦子さん(78)は「同じ味になるよう分量や作り方をまとめるのに苦労した」という。窪田せい子さん(78)は「念願かなって完成した。写真もきれいに撮れてよくまとまっている」とうれしそう。
掲載している料理には、今ではほとんど作られなくなったものも多いという。「地域に残る料理一つ一つにさまざまな意味がある。こういう形で残しておけば、子どもたちにも伝えていけるのではないか」と窪田代表。試食会や地元の小学生との料理教室を開いていく方針。
レシピ集は32ページのオールカラーで、1冊千円。ほのぼの茶屋のほか、市内や大分市の書店などで販売している。問い合わせは窪田代表(TEL0979・55・2214)へ。
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