
逆円すい形の鉄製ケージの中をオープンカー(上)とオートバイ(下)が並走する「カースタントショー」=5月23日、宮崎県延岡市
さあ、“夢の扉”を開く時が来た―。大分合同新聞創刊4万号・エフエム大分開局20周年記念「ドリームサーカス大分公演」(大分合同新聞など主催)が17日、開幕する。空中ショーや命懸けのスタント…。達人たちが繰り広げる技を一足早く紹介する。
最大の目玉は「カースタントショー」。日本ではこの春、ドリームサーカス(大阪市)が延岡公演で初公開したばかりの新演目だ。
天井に向かって広がっていく逆円すい形の鉄製ケージが舞台。最上部の直径は約9メートル、高さは約9メートル。激しいエンジン音を鳴らして1台のオートバイが入場するとショーの始まり。遠心力を利用して、垂直に近い金網の中をらせん状に、猛スピードで駆け上がっていく。
バランスを崩せば転落してしまう。運転する趙龍雲(ツォンロンユィン)さん(37)は延岡公演中の4月末、左脚を30針も縫う大けがを負った。「芸人のプライドを守りたい。観客の拍手が忘れられない」と、早々に復帰を決めた。
もう1台のバイクが参戦、交差しながら並走すると、会場にエンジン音が響きわたる。時速は最大60キロ。バイクに代わって真っ赤なオープンカーが登場すると、観客席の緊張は最高潮に達する。
車には再び趙さんの姿。夫の程国民(ツォグォミン)さん(39)がハンドルを握る車の後方のボンネットに腰掛け、笑顔で手を振ってみせる。
衝突しないように、スピードを調整しながら円を描く車とバイク。手に汗握る“高速ショー”から、一瞬も目が離せない。
<メモ>
大分公演は17日から9月7日まで、大分市の大分スポーツ公園H駐車場特設会場で。前売りチケット(自由席)は高校生以上2200円、3歳~中学生1200円。指定席は別に料金が必要。問い合わせは大分公演事務局(TEL097・520・7768)、大分合同新聞社事業部(TEL097・538・9647)。
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