
市民らの協力を得て人員を確保、みこしを激しく左右に揺らす1番みこしの担ぎ手=11日
臼杵祇園まつり(県指定無形民俗文化財)が11日、臼杵市中心部での渡御(おわたり)行列で開幕した。江戸時代前期から続く伝統の行列が、八坂神社(唐人町)から御旅所(北海添)までを練り歩き、沿道を大勢の観客が埋め尽くした。
足を横に大きく振り出す古式の歩行スタイル「ナンバ歩き」をするおやり振りが、道を清めながら行列を先導。吹き流しや八坂神社の主祭神を乗せた3基のみこし、畳屋町と掛町の山車などが続いた。
市職員による1番みこしは参院選の投票事務に人手を取られたため担ぎ手不足が心配されたが、県職員や一般市民の協力で必要人員(100人以上)を確保できた。当日飛び入り参加した同市家野の会社員、山下啓二さん(51)は「子どものころからずっと見ていた祭り。前日に知り合いの市職員から話があり、応援できるのであればと思い参加した」と話した。
臼杵祇園は17日まで。期間中は御旅所で毎晩、神楽の奉納などがある。最終日は午後2時半から還御(おかえり)行列が御旅所を出発。同8時20分から辻ロータリーで山車を曳(ひ)き込み閉幕する。
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