
初めての盆踊りに向けて太鼓と口説きの練習をする「元気会」のメンバー、左端が諸冨重徳会長
杵築市大田の西俣水区で、地元有志でつくる「元気会」(諸冨重徳会長)が8月の盆踊りに向けた練習を始めている。同区ではこれまで住民参加型の盆踊り大会をしてこなかったため、ことしが初開催になる。大田地区全体で過疎高齢化が進む中、少しでも地域活性化に貢献したいと企画。諸冨会長は「帰省者も含め、多くの人に参加してもらいたい」と話している。
初練習は6月21日夜に実施。西俣水区生活改善センターに7人が集まり、口説きや太鼓の練習を始めた。同区では初盆家庭で供養盆踊りをする風習はあったが、担い手の若手が減ったため「30年ほど前に途絶えた」(諸冨会長)という。住民が一カ所に集まる形の盆踊りは以前から実施してこなかった経緯がある。「全員が初心者。毎年盆踊りをしている近隣地区の人たちに教えてもらいながら猛練習したい」と諸冨会長。
盆踊りは8月13日午後8時から同センター前の広場で開く予定。本番まで週1回のペースで練習に励む。
大田地区の半数以上の区は高齢化率50%以上。西俣水区はまだ50%を下回るが上昇傾向にある。そんな中、元気会は10年ほど前に結成。高齢者だけでは大変な区内の河川清掃などを引き受けてきた。「区内の一体感づくりや活性化、帰省者と地元とのコミュニケーションなど盆踊りを開催する効果は大きい」とメンバー。「抽選会なども予定しており、区外からの参加も大歓迎。みんなで盛り上げてほしい」としている。
<ポイント>
杵築市大田地区(旧大田村)の高齢化率
市大田振興課によると、同地区の人口は1633人(5月末現在)。そのうち65歳以上の高齢者が789人で、全体に占める高齢者の割合(高齢化率)は約48%。地区内の計14行政区のうち8行政区で高齢化率が50%を超えている。
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