
綾森久生区長(奥右)、市集落支援員の徳丸宣英さん(奥左)らを中心にプラン策定を進める活性化委員会
少子高齢化の進む国東市国東町の中田地区(高齢化率51・5%、83世帯)が、住民を巻き込んで地区の活性化策をまとめる「2010中田活性化プラン」の策定を始めた。「地区が独自につくるのは県内でも珍しい取り組み」(市企画課)と動向が注目されている。
プランの策定は同市が昨年度に始めた「市集落支援員」の活動がきっかけ。同地区で支援員を務めた徳丸宣英さんが集めたデータを基にプラン作りを進めている。
策定のため地域住民で構成する活性化委員会を定期的に開くほか、実家を通じたアンケートや、お盆に開く「夜なべ談議」などで地区出身者の意見を集約。秋ごろに素案をまとめ、行政などとの協議も経て煮詰める。
第1回の活性化委員会には26人が参加。「行政情報は地域振興に欠かせない」(徳丸さん)との考えから、地区内の市職員全員に参加を呼び掛けていた。特産品を作ることや伝統行事を土、日曜日に開催して参加しやすい環境を整えることなど活発な議論があった。
綾森久生区長は「ゼロからの出発だがアイデアを出し合って具体策をまとめたい」。徳丸さんは「ホームページを立ち上げたり、できることから取り組みたい。前向きな議論で可能性を探りたい」と意気込んでいる。
<ポイント>
国東市集落支援員
65歳以上が住民の半数以上を占める地区に配置する。地区の活動、人口動向、地域資源、産業、就業などの実態を把握してもらい、活性化策を模索する取り組み。昨年度は19地区が対象だったが、本年度は22地区に増えた。
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