
「一緒に海風を感じましょう」と呼び掛ける須藤正和代表(手前左)と台湾の学生ら=別府市の北浜ヨットハーバー
障害者セーリングの支援団体「ヨットエイド九州」(須藤正和代表)が7月から、改修された別府市の北浜ヨットハーバーに拠点を戻して活動している。月2回、体験会を開催。「障害者はもちろん、ジュニアからシニアまでみんなで海を楽しみましょう」と参加を呼び掛けている。
同団体は、障害のある人にもセーリングの楽しさを感じてもらおうと、2001年に発足。同ハーバーの改修工事のため、06年からは活動拠点を市内の若草漁港に移していた。
同ハーバーには、バリアフリーの浮桟橋や電動で楽に艇の揚げ降ろしができるクレーンなどがある。今回の改修で、傾斜が緩やかなスロープ、障害者用トイレなども整備された。障害者が本格的にヨットを楽しめる施設はほかになく、全国から練習に訪れている。
代表の須藤さん(52)=上田の湯町=は、セーリング競技で3度のパラリンピック出場経験がある。世界で活躍する選手は国などから手厚いサポートを受けており、日本との格差を実感してきた。「世界レベルの選手を育てるには、環境整備が不可欠」として、各関係機関への働き掛けなどに尽力している。
使用艇は、障害者用の6人乗り「ガイア号」と1人乗りのヨット3艇。6月末には、須藤さんとアテネパラリンピックで知り合った台湾のテニスプレーヤー、呂嘉儀(りょかぎ)さん(41)が仲間6人と来日。セーリングを初体験し、「ちょっと怖かったけど、新鮮で楽しかった」と目を輝かせた。
須藤さんは「素晴らしい施設を多くの人に活用してもらい、競技の底辺を広げたい。ボランティアや一般参加者も大歓迎」と話している。体験会は第2・第4日曜日。参加無料。希望者は須藤さんにメール(mssuto@hotmail.com)で申し込む。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA