
完成した、かやぶき屋根が特徴の豊後中村活性化交流センター=30日
久大線のJR豊後中村駅を併設した豊後中村活性化交流センターの落成式が6月30日、九重町右田の同センターであった。地元が長く要望してきたもので、「地域の交流の拠点になってほしい」と住民らは期待している。
式には関係者ら約50人が参加。神事の後、坂本和昭町長らがあいさつした。
2001年に地区の活性化協議会が町に駅舎用地の買収と改築を求める請願書を提出。07年、町は地域振興の目的で、敷地をJRから購入。木造平屋の旧駅舎を無償で譲り受けた。
地区住民でつくる野上まちづくり協議会(藤沢昌由会長)が交流施設の建設を要望。交流施設に駅を併設する形で建て替えが決まり、地域活性化・経済危機対策交付金などを利用して今年1月から建設が進められてきた。
センターの規模は、木造平屋(延べ床面積約132平方メートル)。事務室や多目的ホール、厨房(ちゅうぼう)、男女のほかに身障者用の水洗式トイレが整備されている。屋根の一部にはかやぶきを取り入れている。
利用方法として、厨房で作った食事を食べながら地域住民が交流したり、地元で作った農作物を販売することを検討中。藤沢会長は「長年の要望がやっとかなった。町の玄関口である駅が、これからは地域のきずなの中心にもなってほしい」と話した。
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