大分のニュース

男性介護者のつどい、参加呼び掛け 大分市

[2010年06月29日 15:26]

男性介護者を略して「男介(だんかい)」。「閉じこもってないで語り合いましょう」と呼び掛ける世話人の鎌田照章さん(右)と三浦清一さん=大分市のいきいき健康館

 母親や妻を介護する「男性介護者」のつどいが、大分市内で定期的に開かれている。「つい、いら立ち怒鳴ってしまった」「友達づくりが苦手で、相談する相手もいない」「母親の介護はすべて妻まかせ。もっと手伝えばよかった…」。人に弱音を吐きにくい男性介護者たちが悩みをぶつけ合っている。

 25日にあったつどいには13人が参加。70代の男性は「他人に愚痴を聞かせるのは申し訳ないと思い、妻の介護のことは誰にも言えなかった」と打ち明けた。
 サラリーマンとして懸命に働いた現役時代。退職後は地域活動に参加するきっかけもなく、妻とドライブを楽しんでいた。そんな矢先に妻が倒れた。言葉をしゃべれず意思表示ができない妻をふびんに思い、毎日、病院に足を運んでいる。一人きりの暮らしで「眠れない日が続いた」という。
 認知症の妻を介護している三浦清一さん(77)は「しっかり者だった妻が認知症になり、いら立ちはこらえようもなかった。一緒に海に飛び込もうと考えたこともある」と振り返る。
 「地域には昼間は一人きりの“日中独居”があふれてる」「もっと“老い方上手”にならんといけんなぁ」。男性ばかりのつどいでは本音がぶちまけられる。同市内の男性(75)は「みんなの知恵を聞くことができ、元気が出る」と話す。
 世話人の鎌田照章さん(72)=同市=は「母親や妻の介護経験を通して思いを共有できる。自らが思いを吐き出し、他人の語りの中から何かを持ち帰り、介護の糧にしてほしい」と参加を呼び掛けている。
 つどいは2カ月に1回のペースで大分市大手町のいきいき健康館で開催。問い合わせは「認知症の人と家族会県支部」(TEL097・552・6897=火~金曜の午前10時~正午)へ。

県内過去のニュース

6月29日

6月28日

6月27日

6月26日

6月25日

6月24日

6月23日

6月22日

6月21日

6月20日

6月19日

6月18日

6月17日

6月16日

6月15日

6月14日

6月13日

6月12日

6月11日

6月10日

6月09日

6月08日

6月07日

6月06日

6月05日

6月04日

6月03日

6月02日

6月01日

5月31日

5月30日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA