JA全農大分県本部は28日、口蹄(こうてい)疫の影響で中止を続けていた牛の競り市場を7月11日から順次再開する方針を決めた。宮崎県で新たな発生が確認されず、終息に向かいつつあることを受けての措置。実現すれば、4月下旬の中止から約80日ぶりの再開となる。
日程と開催市場(かっこ内)は11日(玖珠)、12日(豊肥)、20日(北部)、21日(同)、22日(豊肥)、28日(同)、29日(玖珠)。5、6月に出荷できなかった計約2800頭から優先的に出荷する。市場が年度当初の計画通りに正常化するのは10月以降になりそう。
市場再開について、一時は6月末の実施が検討されたが、日向市などに感染が拡大したことから見送った。25日に佐賀市であった大分など北部九州4県の家畜市場主催者の合同会議で、市場再開の方針を確認。全農県本部は28日、各農協担当者や県とも協議の上、再開の日程を決めた。
今後も情勢の変化によっては再度中止や延期をする場合もあるという。また市場再開後は、購買者が集まらないことなどにより、価格下落も懸念される。同本部市場運営課は「何とかこれまでの価格で推移してほしい。(市場再開は)農家経営の負担を考えるとこれ以上引き延ばせない」としている。
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