
群読で未来への決意を語る子どもたち=27日、玖珠町のくすまちメルサンホール
玖珠町出身の口演童話家・久留島武彦の没後50年を記念した「顕彰記念式典」が27日、町内のくすまちメルサンホールであった。
時代の流れとともに失われつつある武彦精神の継承と児童文化の発展を目的に開催。町内外から約400人が参加した。
玖珠少年少女合唱団らによる「童謡メドレー」のコーラスで幕開け。朝倉浩平町長らがあいさつし、武彦の顕彰に功績のあった個人と団体に感謝状が贈られた。
「次代につなぐ、久留島武彦の思い」と題したパネルディスカッションには、いずれも久留島武彦文化賞を受賞した後藤惣一元大分大学教授、全国童話人協会の樫葉和英会長、久留島武彦研究者のキム・ソンヨンさん、沖縄県在住の舞台演出家平田大一さんの4人が参加。「童話の心」を地域づくりの核として掲げる町が今後取り組むべき課題などを議論した。
4人は(1)立派な記念館を建てるよりも町民が童話の里である理由を説明できるようにすべき(2)子どもたちが地域に誇りが持てる文化をつくっていけるように種まきをすべき―などと提案した。
町内の子どもたちによる群読もあり、武彦の業績を交えながら、郷土の誇り、未来への決意を表現した。
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