
旅の経験についてユーモアたっぷりに話す「年金バックパッカー」の金井重さん=26日、大分市のいいちこ総合文化センター
世界を一人で旅する「年金バックパッカー」として知られる女性、金井重(しげ)さん(82)=さいたま市=が26日、大分市のいいちこ総合文化センターで講演。旅先で年金を受け取りながら、120カ国を歩いた体験をユーモアたっぷりに語った。
金井さんは東京での仕事を辞め、53歳のころ、米国へ2年半の一人旅を“敢行”。以降、世界各地を回り、現地の人たちと触れ合ってきた。
講演では約50人を前に、旅先での写真を交えて豊富なエピソードを紹介。「旅はお金をかけずに時間をかけ、相手(その土地の人)の暮らしを大事にする。それに、自分で歩くこと」と話した。
会場から「美ぼうの秘訣(ひけつ)は?」と問われると、「『人生とは道草にありと見つけたり』。道草しても、失敗しても、あれもこれも経験。そんなさわやかな気持ちになった時に美しく輝くんです」。
「日本の良さをどう未来につないでいくか。いっぱい日本を知りたい」と、今年から国内の旅を軸にしているという。
世界各国の風景や人々を撮影する日出町在住の写真家、船尾修さん(49)も旅を語り、「旅は客観的な“第三の目”を得るチャンス。皆さんも価値観の違う場所に行き、そこから日本や自分たちの良さを感じてほしい」と呼び掛けた。
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