
フィリップさん(中央)と給食を一緒に食べて交流
九重町筋湯温泉の旅館に滞在しているドイツ人のフィリップ・ゲイザさん(20)が25日、飯田中学校(岐部準次校長、57人)を訪問し、生徒と交流。日本とドイツの違いについて学びながら、国際理解を深めた。
フィリップさんは高校を卒業後、昨年11月に来日。東京都の日本語学校で7カ月間学んだ。その後、ユースホテルなどに宿泊しながら関西や四国を訪問。6月13日から2週間、筋湯温泉「太船」で旅館業務の手伝いをしながら滞在。
2年生の国語の授業に参加した後、交流会が開かれ、全校生徒が参加。フィリップさんは食やスポーツなどに関する生徒からの質問に対し、一つ一つ丁寧に日本語で返答。「ドイツでは16歳からビールが飲めます」との答えに生徒たちは驚きの声を上げていた。給食も生徒と食べ、交流を深めた。
岐部校長は「飯田地区の子どもは外国人と接する機会がない。異文化を感じて視野が広がれば」と期待。3年の安部薫さん(14)は「日本の街の方がごみが落ちてなくてきれいと聞き、ドイツに対して抱いていた『とにかくきれいな街』というイメージが変わった。日本との文化の違いも分かり、勉強になった」と話した。
フィリップさんは「初めての日本語でのスピーチで自分も良い経験をした。帰国後の大学生活で生かしたい」と笑顔。今後は熊本県などを訪問し、8月に帰国する予定。
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