
昨年より18日早く中元売り場を開設したトキハ本店
県内の百貨店やスーパーで、全国的な傾向に合わせ、一足早い中元商戦が始まっている。最近は、中元を贈らず歳暮だけにする人もいるという。景気低迷で苦戦が続くギフト市場、例年より早めに中元売り場を設けたり、早期注文者に割引や特典を付けるサービスをするなど、需要の先取りに懸命だ。
トキハ本店(大分市府内町)は昨年より18日早い6月1日に地下食品売り場に特設コーナーを開いた。昨年同時期は各売り場で個別に対応していたが、特設コーナーの効果で売り上げを約2割伸ばしている。
豊後大野市の主婦(60)は「中元は7月すぎのイメージを持っていたが、いずれにしても贈るから」と早速、のりとビールのセットを注文。大分市の50代女性会社役員は「早めに届けることで取引先との関係づくりに役立てたい」。
早期申込者に特典を付けるジャスコパークプレイス大分店(大分市公園通り)は、昨年を5割上回る注文を受け付けた。5月18日から7月5日までは、価格を2~4割引き、さらに特定の電子マネーで購入するとボーナスポイントが付く。
「経費削減で会社関係者は贈る相手を絞っているが、両親など身近な人に感謝を表すために中元を利用しているようだ」と分析する。
空の玄関、大分空港にある大分航空ターミナル(国東市安岐町)は6月7日に中元の販売コーナーを初めて設けた。
生産地や生産者の顔写真を表示した県内産品を並べる。大葉やユズなど県内産品を使った加工品(3千円台)が売れ筋で、「県産品をアピールしながら、売り上げを伸ばしたい」としている。
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