
日本が3点目のゴールを決め、熱狂するサポーター=25日午前5時すぎ、大分市府内町のスポーツバー「ロビー」
「やった!」「信じてた」「感動をありがとう」―。サッカー日本代表が決勝トーナメント進出を決めた25日、県内では未明の試合にもかかわらず、各地のスポーツバーなどに熱心なファンが集まり、テレビ中継を見守った。日本代表の大活躍に喜びを爆発させ、「ニッポン」コールを連呼した。
大分市府内町のスポーツバー「ロビー」には、約40人が集まった。負けたら後がない大事な一戦。同市新町の大学生山崎俊平さん(22)は「きょうは徹夜になるが、選手たちは今、頑張っている。全力で応援したい」と気勢を上げた。
前半に本田選手、遠藤選手がゴールを決めると、店内に歓声が響き渡った。同市顕徳町の会社員藤本貴美子さん(33)は「どちらも百点満点の理想的なシュート。勝利が近づいてきた」。
後半終了間際には岡崎選手が3点目のゴール。勝利が決まると、みんな総立ちになって肩を組んだりし、興奮は最高潮に達した。同市寿町の会社員阿部健介さん(38)は「喜びをみんなと分かち合えて良かった。次のパラグアイ戦でもいいプレーを期待している」とエールを送った。
カメルーンと交流のある日田市中津江村の鯛生金山では、レストランにテレビ2台を並べ、同時に行われた日本戦とカメルーン戦を観戦。「どちらも勝って!」と住民ら約15人が声援を送った。
カメルーンのユニホームを着た元村長の坂本休さん(79)らが二つの画面を忙しく見比べながら一喜一憂。両国どちらが得点しても「わあ」と歓声を上げた。
すでに予選敗退が決まっていたカメルーン。「せめて最終戦は…」と祈ったが届かなかった。
「“不屈のライオン”に3敗もしてほしくなかったが、南アフリカまで応援に行けて、最高のW杯だった」と坂本さん。「日本にはカメルーンの分まで頑張ってほしい」と力を込めた。
号外を発行、「記念になる」
大分合同新聞社は25日朝、日本が決勝トーナメント進出を決めたことを伝える号外を発行した。大分、別府両市中心部で、大分合同移動新聞社「ぶんぶん号」のカラー号外と合わせて約4千部を配り、計11カ所に張り出した。JR大分駅で号外を受け取った大分市梅が丘の田吹成美さん(14)=岩田中学校3年=は「3―1で勝つなんてすごい。号外は記念になっていいですね」と喜んでいた。
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