大分市議会は、市の税金の使い方へのチェックを充実強化するため、決算審査に全議員がかかわる方式を2009年度決算から採用する。これにより予算から決算まで一貫して全議員がかかわる仕組みができる。市議会活性化推進会議は「予算審議したそれぞれの常任委員会の委員が、市執行部がどのように税金を使ったかを一連の流れの中で評価することができる」としている。
これまで、予算は総務、厚生、文教、建設、経済の常任委員会に分かれ、全議員が審査にかかわっていたが、決算については各会派が選出した9人で審査していた。新しい方式では、全議員(議長、副議長、議会選出の監査委員は除く)が参加する決算審査特別委員会を設置。各常任委員会に相当する形で、五つの分科会を立ち上げる。各分科会が対応する決算を審査した後、全体会で各分科会長が報告、採決する。
これまで、決算認定の議案は、9月定例会初日に提案し、閉会後に委員会で審査。臨時議会を開いて採決していた。市議会事務局によると「これまでより5日間程度早く決算認定ができる」という。
制度変更を検討してきた市議会活性化推進会議の長田教雄会長は「議会全員で、市が執行する1257の事業を評価し、新年度の予算案に反映できる。地域主権の時代だからこそ、市民に選ばれた議員のチェックで、健全な市政の実現につなげたい」と話している。
メモ
09年度決算を審査する9月定例会では、初日9月6日に決算審査特別委員会の全体会を開き正副委員長、正副文科会長を決める。22日に決算認定案を除く議案を採決した後、第2回の全体会で審査日程を決める。24、27の両日に各分科会で審査。30日の全体会(第3回)で、分科会長が報告し採決。10月1日の議会最終日に委員長報告があり採決する。
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