
殺処分などの活動報告をする職員=22日午前、県土地改良会館
県は22日、県内で口蹄(こうてい)疫が発生した場合の防疫の参考にしようと、宮崎県で殺処分などの作業に当たった大分県職員の報告会を大分市の県土地改良会館で開いた。
県、市町、農協の職員ら90人が参加。国からの要請を受け、宮崎県で殺処分やワクチン接種などをした畜産振興課、家畜衛生飼料室などの職員4人が現地での活動内容を報告した。
被害が集中した川南町の繁殖牛(100頭)、養豚(700頭)の農場で処分を担当した職員は、効率的な作業にはリーダー役や予習が不可欠だと指摘。農家への対応についても「家畜に愛着が強い農家の落ち込みは相当大きい。心のケアを考えなくてはならない」と話した。
ほかにも、消毒用の消石灰を使ったやけど、家畜を扱うときのけがに注意が必要とアドバイス。ワクチン接種に関しては動員者への連絡体制、情報共有に課題があったとの意見も出た。報告の後、防護服着脱の実演もあった。
県は国からの要請を受け、5月23日から獣医師の資格を持つ技術職員ら9人を宮崎県に派遣した。
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