
火曜市でにぎわうジャスコパークプレイス大分店の食品売り場
大分市内を中心に県内のスーパーやショッピングセンターが、平日の集客対策として「曜日戦略」に力を入れている。思い切った低価格を打ち出した均一セールや購入ポイント2倍サービス…。デフレ傾向から安値に“慣れた”消費者をいかに引きつけるか、会社、店ごとにしのぎを削る。
知名度が高いのはジャスコの「スーパー火曜市」。大分市松岡のパークプレイス大分店は「1個19円の野菜をはじめ、100円未満の商品を中心に500アイテムほど取りそろえる」と、安さが売りだ。イオン九州(福岡市)は「2000年からの企画。お客へのすり込み効果で売上高への貢献は大きい」と説明した。
水曜にターゲットを絞ったマルショク(大分市)。「一昨年のリーマン・ショック後、消費者の買い控えの影響をもろに受けた」と同社。平日の来店頻度を上げる“週中(しゅうなか)販促”として昨年9月から始めた。「99円均一」などで買い上げ点数は1・5~2倍に増えた。
単独のショッピングセンターながら、昨年9月から「月曜日」をてこ入れしたトキハわさだタウン(大分市)。「他社のスーパーに客を奪われているという危機感があった」とトキハ営業政策部。「わっタン月曜市」として、トキハカードの買い物ポイントを通常の2倍付けている。開業10周年の同店は、若いニューファミリー層を引きつける大幅リニューアルを実施。月曜市と組み合わせたファン獲得に必死だ。
大分県内に10店舗を展開するマックスバリュ九州(福岡市)は「木曜市」。「お客が増える週末に向けてムードを盛り上げる日取り」と位置付けている。
ほかにもマルミヤストア(佐伯市)が「火曜日の97円均一はジャスコさんより歴史が古いのでは」、新鮮市場のオーケー(大分市)は「曜日ごとに目玉商品を入れ替えている」と言う。
県内の食料品スーパー業界の現状と課題についてリポートした大銀経済経営研究所(大分市)は「長引く不況で価格先行の傾向が強いだけに、いかに関連購買(ついで買い)をさせるか、店ごとの企画力が問われる」と話している。
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