
保育士など有資格者の相談員が24時間、365日交代で相談を受けている県こども・女性相談支援センター=大分市荏隈
県こども・女性相談支援センター(大分市荏隈)が今年4月に開設した子育ての悩みを24時間・365日受け付ける「いつでも子育てほっとライン」に、2カ月間で363件の相談があった。育児やしつけに関する相談が85件と最多。「しかり方は?」「ミルクの量が分からない」など育児に悩み、身近に相談者がいない孤立した母親像が浮き彫りになった。
時間帯別では、午後5時以降の相談が130件と全体の36%を占めていた。
午後10時前、子どもを寝かしつけたという女性からは「急に子どもの顔を見るのが嫌になった」との相談があった。子どもはまだ幼く、父親は育児に非協力的。誰にも泣き言を言えなかったらしい。相談員が40分ほど話を聞き、「SOSを出すことが大切」と助言すると女性は落ち着き、「ありがとう」と電話を切ったという。
匿名の相談や、若年者の妊娠に気付いた家族からの相談も。虐待をにおわせるケース(37件)では、相談員は子どもの様子や周囲の状況をうかがい、保健師など関係者につなぐなどした。相談者は母親が多いが、友人関係に悩んだ子どもからの相談もあったという。同センターは「情報過多の社会にあり、育児に不安を抱えている母親が多い。ゆとりを持って子育てに臨めるよう支援したい」としている。
いつでも子育てほっとラインはTEL097・545・0110。
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