大分のニュース

首藤定氏生誕120年、業績に光

[2010年06月21日 09:50]

パネルについて説明するウスキ人物遺産報知会の松尾吉公会長=20日

 「ウスキ人物遺産」紹介の第4弾となる、首藤定氏(1890―1959)のパネル展示が20日、臼杵市浜町の今井ラジオ店で始まった。首藤氏の生誕120周年(6月18日)の記念も兼ねて披露。実業家や美術品収集家、篤志家としての人物像を街角に示した。
 パネルは高さ1・5メートル、幅1メートルほどで、店の壁面にはめ込んである。展示披露には関係者約20人が出席した。
 ウスキ人物遺産報知会の松尾吉公会長が「首藤氏を通じ、臼杵人の人情をあらためて学んでほしい」とあいさつ。中野五郎市長が「街を歩いて臼杵の先輩の偉業が分かる。街に博物館を設けるようなものだ。子どもたちが先輩に誇りを持ってくれるとうれしい」と祝辞を述べた。
 首藤氏は臼杵市野村の生まれ。21歳で満州(当時)に渡り、食品加工や染料販売などで幅広く成功。大連商工会議所会頭を務めるなど、満州財界のトップとして活躍した。
 一方で大連に美術館を建設する夢を持ち、芸術家の世話や美術品の収集を続けた。
 第2次大戦終結後、旧ソ連が満州に侵攻すると、首藤氏は美術品を食糧と交換し多くの日本人を救った。47年に帰郷。県経営者協会長などを務める傍ら、国内の所有地を売って困窮者の救済に充てた。
 パネルの製作費は臼杵、臼杵中央両ロータリークラブ、首藤コレクション顕彰県推進協議会の3団体が提供した。

県内過去のニュース

6月21日

6月20日

6月19日

6月18日

6月17日

6月16日

6月15日

6月14日

6月13日

6月12日

6月11日

6月10日

6月09日

6月08日

6月07日

6月06日

6月05日

6月04日

6月03日

6月02日

6月01日

5月31日

5月30日

5月29日

5月28日

5月27日

5月26日

5月25日

5月24日

5月23日

5月22日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA