
県内一のソバ産地・豊後高田市で、新そばの“解禁”を前に関係者が集まって試食会があった。
県内一のソバ産地・豊後高田市で、温暖な気候を利用した春栽培のソバの収穫が進み、市内の「豊後高田産手打ちそば認定店」では21日に新そばが“解禁”される。新たに認定店としてオープンする「十割蕎麦(じゅうわりそば)ゑつ」(市内玉津、23日開店)で18日、関係者が集まって新そばの試食会があった。
試食会を前に、十割蕎麦ゑつに認定証を交付。そばの「三たて」(ひきたて、打ちたて、ゆでたて)などを守るのが条件で、市内の認定店は9店になった。市観光まちづくり会社の野田洋二社長が店主の河野江津夫さん(26)に認定証や看板を手渡した。由布市のそば屋で3年間の修業を積んでいた河野さんは「地元の方に愛され、おいしいそばを提供できるように努力したい」と決意を述べた。
永松博文市長らが「認定店それぞれが特徴を出し、そばどころとして発展させてほしい」とあいさつ。その後、試食会に集まった約20人は、出来たてのそばを香りや食感を楽しみながら味わった。
収穫中のソバは昨年よりも作付面積を拡大し、市内の約70ヘクタールで栽培。低温が続くなど天候不順だったため、収穫量は例年よりも少なめの約30トンを見込む。豊後高田そば生産組合の小川寛治組合長は「収穫量は減ったが、寒暖の差があって香りも味もいいソバができている。ぜひ食べに来てほしい」と話した。
同店は市中心部の玉津地区活性化などを目的に、空き店舗を市が取得し、まちづくり会社が整備。市が河野さんに開店を打診した。
同市観光協会は新そば解禁に合わせ、認定店8店が参加するスタンプラリーを実施。5店でスタンプを集め、先着100人に「特製そばちょこ」を贈呈する。
問い合わせは同協会(TEL0978・22・3100)へ。
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