
升席の運営を話し合う実行委員会のメンバー
津久見市の「つくみ港まつり実行委員会」(会長・吉本幸司市長)は、祭り第2日の7月18日に行う恒例の花火大会に合わせて、バーベキュー付きの特設観覧升席を、ことし初めて開設する。津久見商工会議所青年部(松井達也会長、47人)が、伝統の花火打ち上げ資金の確保のために立ち上がった。
同市では「企業や商工会議所だけでなく、広く協賛してもらい、市民の花火大会にしよう」と、同青年部がカンパをして支えている。JRの臨時列車も運行されるようになり、県内外から「市人口(約2万1千人)を上回る入り込み」(市担当者)があり、市のシンボル的な存在。大分合同新聞納涼花火シリーズのトップを切って、ことし60回目を迎える。
夏の風物詩として人気が高い半面、厳しい景気動向から、昨年は全国的に開催を断念するケースが相次ぎ、ことしも九州で新たに数カ所で開催が危ぶまれているという。
青年部の中には厳しい状況を受けて過去、「駐車場を有料化して資金にしては」という意見もあったが、楽しみにしているファンのために断念。青年部の塚本清貴前会長(升席実行委員長)らが昨年来、ほかの会場を見学するなどして検討。その結果、雨天のリスクから市内では敬遠されてきた升席開設に挑戦することになった。
津久見港岸壁近くに、80升(1升は、パイプいす5席とこんろ、食材を置くテーブル)を設置する。オープンは午後6時から花火終了まで。食材は魚介と野菜を準備するほか、持ち込みもできる。ただし持ち込み後のごみ類は持ち帰りが条件。1升1万5千円。雨天中止や順延、キャンセル時の規定がある。問い合わせは津久見商工会議所青年部(TEL0972・82・5111)へ。
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