
千羽鶴づくりをしている丹生小の5年生。「畜産農家を励ましたい。わたしたちにもできることがある」と安藤緒海さん(前列中央)=17日
口蹄(こうてい)疫の被害が続いている宮崎県の畜産農家を励まそうと、大分市丹生小学校(溝口晴美校長)の5年生が千羽鶴づくりをしている。同県の小学生が鶴を折っていることを大分合同新聞で知った児童が提案、18日までに約300羽を折った。
提案したのは安藤緒海(つぐみ)さん(10)。5月31日付夕刊で宮崎県の川南町立東小学校の全校児童が鶴を折っていることを知り、「わたしたちも手伝おう」と学級会で話した。
クラスの26人が「1人1羽ずつでも」と折り始めた。保護者からの提供もあり、色とりどりの鶴が少しずつ増えている。都甲純花さん(10)は「処分されていない牛や豚は助かってほしい」、木本瑞貴さん(10)は「口蹄疫という言葉がなくなりますように」と思いを込めて折った。全員で農家へ励ましの手紙も書いた。
畜産農家で育った指原諒平君(10)は、「うちの牧場も消毒をした」と関心が高い。
大津瞭二君(10)は「クラス全員が牛の乳搾りを体験させてもらったので、農家の人はいま大変なんだとみんな気になっている」と話した。
千羽鶴と手紙は東小学校に届ける。溝口校長は「児童が社会に目を向け、発案したことがうれしい」と話している。
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