
黒木辰蔵さん(左から2人目)が向野小の校章をかたどったレリーフを贈呈。左が校章、右は「笑顔」の文字
別府市大畑の黒木辰蔵さん(75)が、杵築市向野小学校(松木教生校長、13人)の校章をかたどった銅製のレリーフを製作。15日に同校を訪れてプレゼントした。製作のきっかけは新聞で紹介された「児童の笑顔」だった。
同校は「人権の花運動」の本年度指定校に選ばれている。指定書交付式の様子を伝えた5月中旬の新聞記事を見て、黒木さんは「子どもの笑顔が素晴らしい」と感動。銅版に「笑顔」の文字を入れて同校に贈った。寄贈のため同校を訪れた際、児童は少ないながらも和気あいあいとした雰囲気が気に入り、さらに校章をかたどったレリーフ製作に取り掛かった。
製作工程は(1)銅版に鉄筆で線入れ(2)油性ペンで部分的に黒く塗りつぶし、温泉水で着色(3)油性ペンを落とし、磨いてつや出し―の手順。完成までに3日ほどかかるという。塗りつぶした部分は変色しないため、銅の2種類の色合いで校章を表現している。黒木さんはこれまでにも校章や校訓をデザインしたレリーフを製作し、山香中学校など県内の数十校に贈っている。
校長室で贈呈式があり、6年生3人が参加。黒木さんからレリーフを受け取った。伊藤将仁君(11)は「とてもきれいで、すごい」と感想。黒木さんにお礼を述べた上で「人権の花の世話や勉強に頑張ります」と誓った。松木校長は「立派な校章を作っていただき、大変ありがたい。学校の入り口に飾って来校者に見てもらいたい」と話していた。
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