
西郷佐知子さん(中央)の解説でネット販売のノウハウを学ぶ=中津商業高校
中津市の中津商業高校(吉村昌也校長、74人)でインターネット販売のノウハウを学ぶ「楽天IT学校」が開催された。ネット上で仮想商店街を展開する楽天が、2007年から宮崎県の延岡商業高校など全国の中学、高校、大学で開催しており、中津商で10校目。県内での実施は初めて。
「文書デザイン」の授業を選択する3年生23人が対象。楽天市場に出店する企業に販売ノウハウを教える「楽天大学」の西郷佐知子講師が授業を担当した。
西郷さんは、ネット上で商品を紹介するとき、「Feature(商品の仕様)」「Advantage(優位性)」「benefit(客の利益)」の三つの切り口が重要であることを説明。「売り手の側は商品の情報ばかり言いがちだが、客の心を動かすには購入すればどんな利益があるのかを伝えることが最も大切」と述べた。
生徒は5グループに分かれ、1本1万3千円のハンガーを販売するための紹介文を作成。模造紙にまとめ「洋服が形崩れしにくく、大事な服をきれいなまま子どもに残せます」といったキャッチフレーズを発表した。
11年1月まで6回の授業を重ねながら、楽天市場に出店している山渓(大分市)の協力を得て、実際にアウトドア用品を販売するページを作成する。
大下綾さん(17)は「ネット通販はあまりしないが、これからさまざまなサイトを見て研究したい」と次回が楽しみな様子。矢野隆行君(17)は「どうしたら売れるか、いつも客の気持ちになって考えている経営者はすごいと思った」と話していた。
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