大分のニュース

県、警戒緩めず 新型インフル県内発生1年

[2010年06月18日 14:24]

県内は推計で16万人が感染した。写真はうがいをする子どもたち=昨年9月

 新型インフルエンザの県内感染が確認されてから18日で1年。これまでに推計16万人の県民が感染し、女性2人が命を落とした。WHO(世界保健機関)は今月3日に「ピーク越え宣言」をしたが、「世界的には大流行はなお続いている」と警戒を緩めていない。「油断が一番の禁物。一連の対応を冷静に検証しながら、新たなウイルスの発生に備えたい」。県は慎重を期している。

 「他県ほどの大きな混乱はなかった。懸念された医療機関のパンクも回避できた」。藤内修二県健康対策課長は「早め早めの対応が功を奏した」と語る。
 県内で初めて新型インフルエンザ感染が確認されたのは昨年の6月18日。その2カ月後の8月中旬から県内は流行期に入り、患者数は10月半ばから激増。ピーク時の11月16~22日には定点の1医療機関当たり77・21人の患者が殺到した。
 県は鳥インフルエンザ発生時(2004年2月)の経験を踏まえて積極的な情報収集・提供などに努め、季節性インフルエンザでは「教室内の2割の罹患(りかん)者で2~3日閉鎖」としていた学校の臨時休校基準を「1割の罹患者で4日間閉鎖」に変更。
 県全体で休校139、学年閉鎖756、学級閉鎖2029を数えたものの、「結果的にウイルスのまん延を防ぎ、医療機関の負担を軽減することにもつながった」(県)という。
 終息する一方で「余剰ワクチン」問題が全国的に深刻化。25万人が接種を受けた県内では、今なお各医療機関が計約3万4千回分の在庫を抱えており、国へのワクチン返品を求め続けている。
 県内での新型インフルエンザは春先から沈静化し、6月7~13日の県内定点調査は感染者ゼロだった。藤内課長は「いつ強毒性が発生するかは誰も分からない。常に万一を想定しながら、万全の態勢を整えていきたい」としている。

県内過去のニュース

6月18日

6月17日

6月16日

6月15日

6月14日

6月13日

6月12日

6月11日

6月10日

6月09日

6月08日

6月07日

6月06日

6月05日

6月04日

6月03日

6月02日

6月01日

5月31日

5月30日

5月29日

5月28日

5月27日

5月26日

5月25日

5月24日

5月23日

5月22日

5月21日

5月20日

5月19日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA