
大規模改修には10億円かかるため廃止されることになった別府市田の湯町の「つるみ荘」
県は17日、地方職員共済組合別府保養所「つるみ荘」(別府市)が本年度末で廃止されることを明らかにした。宿泊利用者が減少傾向の一方で老朽化した建物の建て替えや大規模改修は経費が膨大で難しいため。管轄している同組合県支部(支部長・広瀬勝貞知事)が方針を決めた。
同日の県議会総務企画委員会(毛利正徳委員長)で説明した。
つるみ荘は1965年11月に開業。73年に増築して現在は客室48室、127人収容。2004年から運営をおおいた観光サービス(別府市)に委託している。
同支部によると、大規模改修の経費は約10億円が見込まれる。国が00年に公務員共済組合などの保養所について民業圧迫などの批判があるため「新築や3億円以上かかる改修はしない」と閣議決定をしており、組合本部から改修費用を調達できないという。また昨年度の宿泊者は約1万8千人で74年度のピーク(約4万人)の半分以下になっていた。
営業は来年1月末に終了して残務整理をする。跡地の利用方法はまだ決まっていないという。
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