
「堆肥を使った家庭菜園を楽しんでいます」と松尾潤子さん
6月は環境月間。家庭から出るごみを減らそうと、大分市は生ごみを堆肥(たいひ)にする段ボールコンポストの利用を勧めている。段ボールや土壌改良材をセットにし、1世帯に4セットまでを無料で支給。3~4人家族では、1セットを90日間利用することで約45キロの生ごみが減らせるとしている。
段ボールコンポストは、段ボールに2種類の土壌改良材を入れて作る生ごみ処理器。生ごみを混ぜて発酵させ、堆肥として使うことができる。市は昨年6月から支給を始め、昨年度は989世帯が1470セットを利用。温度管理が必要で、初回のみ温度計も支給している。
家庭菜園に手作りの堆肥を使おうと、自宅の庭で段ボールコンポストを利用している同市高江南の主婦松尾潤子さん(57)は、「電気式の生ごみ処理機を使ったこともあるが、段ボールの方がにおいが少なくていい」と話す。支給された4セットを使い終えた後もホームセンターで土壌改良材を購入し、堆肥作りを研究。発酵を早めるために生ごみを細かく刻んだり、虫よけのために段ボールを2重にし、布をかぶせる工夫をしている。
市はプラスチック製のコンポストとボカシ容器の無料貸与もしている。いずれも問い合わせは清掃管理課(TEL097・537・5687)まで。
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