
デッサンをする児童に描き方を教える日展理事長の中山忠彦さん=17日、臼杵市の佐志生小学校
県ゆかりの洋画家で日展理事長の中山忠彦さん(75)=豊の国かぼす特命大使、大分合同新聞文化賞特別賞受賞=が17日、臼杵市の佐志生小学校(平川満代校長、37人)を訪れ、児童に人物画の描き方を指導した。
全校児童が2グループに分かれ、いすに座った同校の教員をモデルにデッサン。中山さんは児童たちの間をくまなく回り、画用紙を指さしながら描き方のポイントを丁寧に教えた。
デッサン終了後、中山さんは大胆なタッチで勢いのある絵や、表情の面白い絵を抜き出してほめる一方「顔が大きく、手が小さくなりがち」と姿を正確に見る大切さを強調した。また、「立派な大人になるために、日常の体験を通じて五感を研ぎ澄ませてください」と、学校生活を有意義に送るよう呼び掛けた。
5年生の今村琴美さんは「絵は好きだったけど、もっと好きになった。楽しかった」と感想を話した。
中山さんは文化庁の事業で、日本芸術院会員を学校に派遣し実技指導する「子ども夢・アート・アカデミー」の一環で来校した。同校は子どもたちに絵を好きになってもらうとともに、7月8日から県立芸術会館で始まる第41回日展(同館主催、社団法人日展、大分合同新聞共催)など展覧会にも関心を持ってもらおうと同事業に応募した。
中山さんは9歳から18歳まで中津市で過ごし、中津西高校(現・中津南高校)を卒業した。2009年3月から日展の理事長を務めている。
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