
夕食の時間、ご飯をつぎ分ける児童=中津市本耶馬渓町のやかた田舎の学校
中津市本耶馬渓町の屋形地区交流拠点施設「やかた田舎の学校」で13日から、町内の小学生が通学合宿を始めた。5泊6日の日程で共同生活を送りながら、それぞれの学校に通学。さまざまな活動を通して自立心や思いやり、感謝の気持ちをはぐくむ。
樋田、上津の両小学校から5、6年生32人が参加。4班に分かれ、料理や掃除、洗濯など、日常生活のほとんどを自分たちで協力して行っている。
期間中は毎日、座禅体験やホタル観賞、家族にあてた絵手紙描きといった活動の時間がある。14日は施設のトイレを清掃。全員が素手、素足で、たわしや紙やすりなどを使って便器や床、壁などを磨いた。
最初は「嫌だ」「本当に素手でするの」とためらっていた児童も、協力してバケツで水を運んだり黙々と便器をこするなど真剣な姿を見せていた。ピカピカになったトイレに「臭くて嫌だったけど、すごくきれいになってうれしい」と達成感をのぞかせ、スタッフも「トイレも喜んでいるよ」と声を掛けていた。
樋田小6年の高野愛栞(あいか)さん(12)は「普段お母さんがしていることを自分たちでするのは将来にも役立つと思う」。同小5年の秋吉亮佑君(11)は「料理をするのは楽しい。うまくできたときの達成感がある」と話していた。
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