
戦国時代の豊後府内の歴史や、解説の仕方について学ぶメンバー
キリシタン大名・大友宗麟(1530~87年)や旧跡について学んだ大分市の有志15人が「ボランティアガイド大友氏遊学会」(三宅英明会長)を立ち上げた。南蛮貿易都市として栄えた豊後府内の町並みを多くの人に知ってもらうのが狙い。「大友氏遺跡を通して大分の魅力を広めたい」と張り切っている。
会員は市のボランティアガイド養成講座で戦国時代の豊後府内の歴史や、解説の仕方について学習。メンバーの1人が「JR大分駅周辺でバス乗り場や名所の場所が分からずに困っている観光客をよく見掛けた。学んだ成果を役に立てよう」と呼び掛け、有志が集まった。
同会の活動は毎月第1土曜日の午前10時から。同市元町の大友氏遺跡体験学習館を拠点に旧跡を巡り、ガイドブック作りの準備や好感の持てる話し方を練習している。観光客に楽しんでもらえるよう、メンバー全員が同じ内容で解説をするのではなく、ユニークな伝説や旧町名を入れるなど、それぞれがオリジナルの案内文を考えている。
5月の活動ではNPO法人「文化財調査保存協会」の宗公一郎理事の案内で当時の南北街路を歩き、大友館跡や大友氏にゆかりのある寺院に足を運んだ。生き生きとした表情で「門の彫刻が見事だ」「観光客をここに連れてきたいなあ」と写真を撮り、地図を見ながら昔と今の町並みを比べていた。
「土を少し掘れば南蛮文化が出てくるのに、大友氏の名前を知っていても詳しい歴史を知らない人が多い。府内が全国から観光客が訪れる場所になるよう、歴史の面白さを発信していきたい」と三宅会長(64)。ともにガイドをするメンバーも募集している。
問い合わせは木下和子事務局長(TEL090・7475・5462)まで。
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