
「子どもに関する条例(仮称)」制定推進チームが、子育ての現場を知る人から意見を聞く機会を設けている。議員に意見を言う市民
子どもの育成環境を守るため、「子どもに関する条例(仮称)」の制定に向け準備を進めている大分市議会の推進チーム(座長・安部剛佑市議)が、子育て関係者などから条例制定に対する意見聴取を続けている。
推進チームは、大分市議全員で構成される政策研究会を母体に、市議会会派の代表9人で2009年8月に結成。11年3月に議員提案で条例を制定できるよう取り組んでいる。子どもに関する問題を解決し、健やかな育ちを目指す目的で、現在内容を検討している。条例に市民の意見を盛り込もうと、09年末から、子育てにかかわる団体などから意見を聞く機会を積極的に設けてきた。
教職員、青少年問題協議会、PTA、医師、弁護士などから幅広く意見を聞くほか、学校にも出向いて児童、生徒の声を集めている。
5月に大分市西部公民館で開かれた、子育て世代の父親が集まる「大分市おやじネットワーク」(一万田正彦代表)の会合に安部座長ら3人が出席。松下清高市議が、条例制定の背景などを説明した。参加者は「父親がPTA活動や子育て活動に参加できる環境をつくるよう、企業に働き掛けてほしい」「公園にもっと駐車場を増やしてほしい」などと意見を述べた。
安部座長は「子育てに直接かかわる人の、条例制定への関心は高い。現場の声を生かした条例にするため、さらに取り組みを深めたい」と話している。
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