
一般部門の大賞作品「風と石榴・casa armenia」
第10回大分アジア彫刻展の2次審査会が24日、豊後大野市朝地町の朝倉文夫記念文化ホールであった。一般部門の大賞に西村浩幸さん(神奈川県)の「風と石榴(ざくろ)・casa armenia=カーザ アルメニア=」、今年から新設した学生部門のOA新作家賞に後藤友里さん(明星大学)の「ワタシタチイキモノタチ」が選ばれた。
同彫刻展は1992年から2年に1度、開催している。今回は若手作家育成を目的に学生部門を新設。アジア15カ国から一般部門に361点、学生部門に70点が寄せられた。
データ映像による1次審査を通過したのは一般部門65点、学生部門12点。澄川喜一審査委員長(日本芸術院会員)ら6人が、一般部門の入選30点と入賞5点、学生部門の入賞3点を選んだ。
大賞の「風と石榴」は、クスノキを使った一木造りの作品。講評で澄川審査委員長は「大賞は木を生かしたユニークな作品。見る人にイメージを膨らませる。質の高い作品が多く、優劣を付けがたかった。学生部門もプロに負けない作品があった」と述べた。
県内在住の作家は3点が一般部門で入選。森貴也さん(別府市)の「回帰」が優秀賞に選ばれた。
同彫刻展は10月9日から11月21日まで、同ホールで開かれる。今年は記念事業として、全国こども彫刻展、同市内にオブジェを設置する「まちじゅう・ちょうこく・フェスティバル」などを予定している。
このほかの入賞者は次の通り。
【一般部門】▽優秀賞 福長香織(沖縄県)里佳孝(千葉県)佐藤百合子(神奈川県)
【学生部門】▽奨励賞 石原慶子(倉敷芸術科学大学)西村大喜(鳴門教育大学)
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