
水の500ミリリットル入りペットボトル製造ラインを見学する出席者=九重町菅原
全国でラーメンチェーンなどを展開するホッコク(東京・吉田泰昌社長)が、九重町菅原で操業準備を進めてきた水工場が完成。23日、現地で落成式があった。
九重町やホッコクの現地法人「九重どさん子農場」などから約40人が出席。神事の後、吉田社長が「工場で生産した水を直営店などで出し、九重町の水の良さを全国に広めたい」とあいさつした。
同工場は500ミリリットルのペットボトルを1分間に40本製造可能。工場の近くからわく水に、1ミリの100万分の1サイズの気泡を入れ、水道水の約500倍の酸素を含む「X500」を6月から販売予定。7月からは九重“夢”大吊橋がデザインされたミネラルウオーターなども製造する。従業員は5人で、地元から採用した。
製品は同社の約20店の直営店と約400店のフランチャイズ店で使用されるほか、スーパーやコンビニでも販売が予定されている。
同社は九重町でみそ工場、しょうゆ工場の操業準備も進めており、来年度に生産体制を確立し、再来年から本格生産に入る予定。みそとしょうゆはラーメン店などで使用し、大豆や小麦などは地元産にこだわるという。
工場はかつて別会社が運営していたみそ、しょうゆ、水工場の跡地。同社は昨年9月、施設の寄贈を受けた町と建物や土地の賃貸借、水の売買などの契約を結んだ。
落成式に参加した坂本和昭町長は「九重町の水を全国にアピールできるチャンス。地元の食材を使ったみそ、しょうゆにも期待したい」と話した。
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