
竹田市総合社会福祉センターであった設立記念フォーラム。
竹田市は岡藩の藩校「由学館」の意思を引き継ぎ、歴史や文化、産業など竹田に根差した幅広い学問を実践する仕組みを構築しようと「竹田総合地域学センター 由学館」を設立した。人材育成や生活文化の向上、地域活力の活性化に結び付ける。
由学館では大学研究者や民間研究者、市民らが、研究会員、運営会員となり、それぞれのテーマを研究。フォーラムや講座を通じて成果を発表し、学んだ学問を市民に還元する。テーマは竹田にちなんだものであればジャンルを問わないという。
顧問には岡藩16代当主で京都大学名誉教授の中川久定さんが就任。館長には豊田寛三別府大学長、理事には同大学や大分大学の教授らが名を連ねた。
市総合社会福祉センターであった設立記念フォーラムには市民ら約150人が参加。名誉館長の首藤勝次市長が「地域学を深めてこそ夢が生まれる。学びの拠点になると信じている」とあいさつ。中川さんが「江戸時代の閑谷黌(しずたにこう)・由学館から現代の由学館を目指して」のテーマで講義をした。
由学館理事になった松田清京都大学教授による記念講演もあり、岡藩の儒学者、唐橋君山らによって編さんされた豊後国志について言及。地理や歴史、産物など総合的にまとめた地誌であり、「由学館」共通の素材として分かりやすく紹介する事業に取り組むことなどを報告した。
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