第60回日本西洋史学会が29、30の両日、別府市で開かれる。県内での開催は初めて。全国各地から研究者、世界史の教員ら500~600人が集う。
初日はビーコンプラザで大シンポジウム「世界史教育の現状と課題」(午後1時半)、2日目は別府大学で自由論題報告(午前9時20分)と、世界史教育・研究をテーマにした四つの小シンポジウム(いずれも午後1時10分)がある。
小シンポジウムの一つは、別府大の平尾良光教授(文化財科学)と飯沼賢司教授(文献歴史学)が中心となって研究を進めてきた大航海時代(16~17世紀)の金属交易に関する発表。キリシタン大名・大友宗麟の館などがあった大友氏遺跡(大分市)から出土した鉛製の「メダイ」(メダルの一種)を通して、日本と欧州、東南アジア諸国の交流の歴史をひもとく。
大会準備委員会の代表を務める同大学の山本晴樹教授は「若い世代の世界史離れが進み、日本の歴史教育はグローバル時代に逆行している。多くの人にこの現状を知ってほしい」と話している。一般聴講も可能で、参加費は1日500円。問い合わせは同大学内の大会準備委(TEL0977・67・0101)へ。
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