
トリを務めた常磐津「戻駕」の一場面=23日、大分文化会館
第51回吉例大分合同名流会(大分合同新聞主催)が23日、大分市の大分文化会見であった。
県内各地で活躍する花柳、藤間、若柳各流派の日本舞踊家29人が、12番組に出演。あでやかな伝統の舞を披露し、観客を楽しませた。
第1部はめでたい演目の長唄「舌出し三番叟(したださんばそう)」で幕開け。女性らしさを装った常磐津「東都獅子(あづまじし)」、江戸時代の船遊びを表した長唄「風流船揃(ふうりゅうふなぞろえ)」、隅田川の情景を2人でつづった大和楽「河(かわ)」、子どもを送り出す切なさなどを表現した常磐津「山姥(やまんば)」と続いた。最後は常磐津「双面(ふたおもて)」が締めくくった。
第2部は大阪から伊勢に参る道中を描いた長唄「伊勢参宮(まいり)」から。ご祝儀曲の常磐津「菊(きく)の栄(さかえ)」、4人で舞った大和楽「河」、地方(じかた)で出演している大和久満(やまとひさみつ)作曲の大和楽「お玉(たま)花しぐれ」、かぐや姫などの月にまつわる風物を表現した長唄「月」。刀を抜いての立ち回りが印象的な常磐津「戻駕(もどりかご)」がトリを務めた。
地方は常磐津都喜蔵(ときぞう)連中、芳村伊久之介連中、大和久満社中、鳴り物は田中勘四郎社中が担当し、華やかな舞台を盛り上げた。
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