
40回目の総会で、活動への意欲を新たにする境川を守る会のメンバー
別府市の「境川を守る会」は21日、40回目の総会を荘園・南荘園町公民館で開いた。会員は、河川の美化活動と地域の活性化に取り組む気持ちを新たにした。会長に就任した糸永文雄さん(78)=顔写真=は「40年という地道な活動が実り、河川敷は随分きれいになった。今後は川そのものの水質向上に力を入れ、魚やホタルの住める境川を目指そう」と呼び掛けた。
流域の15町から約30人が出席。長年役職を務めた前会長の首藤和昭さん(77)や元理事2人に感謝状を贈呈。本年度も川や河川敷の定期的な清掃、春の風物詩として定着したこいのぼり揚げの実施などを決めた。
境川は全長約6900メートル。春には桜と菜の花、秋にはコスモスが多くの見物客を楽しませる。
同会は境川の美化を目的に、1971年に流域の有志によって結成された。昨年は日本河川協会から河川功労者表彰を受けた。「会員の高齢化が進み、活動を継続させる難しさを実感している。活動を途絶えさせないためにも、若手メンバーの確保が課題」と糸永会長。小中学校に清掃活動への参加を呼び掛けるなどして、若い世代の河川愛護意識を高めていくという。
生活排水の流れ込みによる水質の悪化も長年の懸案。下水道の普及率アップを目指して、これまでも行政に支援を働き掛けてきた。「下水道の整備には時間がかかる。各家庭が水切り袋を活用し、ごみを排水と一緒に流さないようにするなど、住民一人一人に環境への配慮を訴えていきたい」と話している。
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