
国東町赤松地区の住民が、ソニーセミコンダクタ九州大分テクノロジーセンターの社員と復活させた「仏跡・七巡り」
少子高齢化などで途絶えていた国東市国東町赤松地区の「仏跡・七巡り」が、約30年ぶりに「小規模集落応援隊」の活動で復活した。七巡りを使った新たな取り組みも検討されていて、地域振興の新たな資源として活用が期待されている。
「七巡り」は同地区の箸(はし)蔵山にある弘法大師像を安置した「大師堂」、金比羅大権現を祭る「箸蔵社」「南無阿弥陀仏岩」「不動明王像」「護摩焚(だき)石」など7カ所の仏跡(市指定重要文化財)の通称。地域住民らが祈願で巡っていたが、山道の手入れができなくなり、通れなくなっていた。
同地区は集落応援隊のモデル地区に選ばれており、昨年からソニーセミコンダクタ九州大分テクノロジーセンター(国東市)の社員らが復活を手助け。初めは清掃活動が中心だったが、次第に住民との交流も増えて、安部隆道赤松区長は「地域住民と若者との新たなつながりが地域に良い刺激を与えてくれている」と振り返る。
3月にはソニーのメンバーなど約30人が参加し、約2時間ほどかけて復活した道をウオーキング。5月4日には「大師堂」で約70年ぶりにお接待が行われ、地域住民らでにぎわった。
「昔を懐かしむ高齢者と若者で和気あいあいとしていた。ウオーキングなどこれからの地域振興のきっかけにしていきたい」と意欲を見せている。
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