
初期から現在までの力作が並んだ会場。菅久氏(中央奥)も園児とともに鑑賞=21日午前、大分市美術館
「郷土在住作家展●(ローマ数字4) 菅久展」(大分合同新聞後援)が21日、大分市美術館で始まった。6月11日まで。
開会式があり、関係者ら約100人が出席。菅さんは「実験的なことをやっているので(年代によって)絵が違うと感じると思うが楽しんで見てほしい」とあいさつ。玲子夫人、菅章館長、合田習一県美術協会長らとテープカットした。
菅さんは1926年、中国東北部(現丹東市)生まれ。45年、現地召集兵として徴兵され戦地に赴き、戦後、日出町に居住。中学校で美術を教える一方、本格的な油絵の制作に取り組み、50年、二紀展に初入選。以後、同展を中心に発表し、現在、同会評議員。県内では50年代に若手前衛美術家グループ「ネギ」や「スバル会」に参加。80年代以降も「潮流展」に参加するなど第一線で活躍してきた。県美術協会名誉会員。
会場には、抽象的な初期の作品から中期の「美神」シリーズ、心象的風景を描いた近年の「桜」シリーズまで代表作約90点を並べ、画業の全容を紹介している。29日午後2時から同館ハイビジョンホールで菅さんの作家トークがある。無料。
観覧料は一般500円、高大生300円、中学生以下無料。
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