「大分県には優れた1次産品が多いが、『おいしいものを作った』という段階で満足してしまいがち。そこからもう一歩踏み込んで、外に売っていく努力をしてほしい」と強調するのは日本銀行大分支店総務課の平井崇志調査主任(23)。県内の農林漁業の現状と課題をリポートにまとめた。
1次産業を活性化するには、産品を加工食品にして付加価値を高めるとともに、販路拡大に努めることが大切だと説明。「いいものをより高く販売でき、より多くの人に届けることができる。農林漁業者も収益アップを狙ってほしい」
課題として、県内には産地と加工業者や小売業者を結び付ける商社の存在が欠けていると指摘。「今は県や金融機関がその役割を担っているが、地元にコーディネーター役の商社が欲しい。そうなれば農林漁業者や加工業者がもっと活躍できるのでは」と話した。
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