
創作活動に励む「CABIN」の吉岡紗希さん(左)、阿部健太朗さん
「絵を描いて生活していくのが目標」―。現役大学生のアーティストグループ「CABIN(きゃびん)」は、県内を中心に活動する2人組。喫茶店や洋服店などで展覧会を開いたり、ポスターや壁画をデザインするなど、プロのアーティストを目指して多彩な創作に励んでいる。
2人は大分大学教育福祉科学部・美術選修の阿部健太朗さん(21)=4年=と吉岡紗希さん(21)=同。絵の具のこびり付いたつなぎに身を包み、大学のデザイン室でアイデアを出し合って形にしている。主な画材はアクリル絵の具やクレヨン。「親しみやすく楽しんでもらえるものを」と、敬礼する車掌姿のペンギンやシロクマ、広い海岸線を歩く旅人、遊園地のパレードの様子などを色彩豊かに描く。
「好きと言えるものが絵だった」(阿部さん)「美術の仕事に就きたい」(吉岡さん)という2人は、画風が似ていることなどから頻繁に意見交換。協力して良い作品が作れたことでコンビでの活動を決めた。2008年に、まず大学構内でポストカードなどの作品を初披露したところ好評を得た。「これで勢いがついた」と、ガレリア竹町(大分市)で展示販売に乗り出すなど活動の幅を広げた。
コンビ結成当初に立てた「いつかはパルコ大分店で展覧会を」という目標も昨年8~12月に実現。現在は依頼を受けて開いた展覧会が、また別の人からの新たな依頼へと広がる状態だ。デザイナーからも声が掛かるなど、プロでの活動に向けて手応えを感じている。
卒業後も一緒に活動を続ける予定。「楽しく描いた作品を見て喜んでもらえればうれしい。将来は自分たちの作品を扱う店を開きたい」と期待に胸を膨らませた。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA