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水郷“美力”アップ ポイ捨て防止条例効果

[2010年05月21日 10:49]

三隈川沿いをパトロールする監視員ら

 日田市の「ポイ捨て等の防止に関する条例」違反者からの過料徴収(2千円)が、4月に始まって1カ月半が過ぎた。これまで罰金処理した悪質な違反者はおらず、「条例が市民に広まったためか、三隈川沿いなどは以前よりきれいになってきた」(市生活環境課)と“条例効果”に期待を寄せている。
 条例は昨年10月1日に施行され、過料徴収までに半年間の周知期間を置いた。たばこの吸い殻や空き缶のポイ捨て、犬のふんの不始末などが対象。黄緑色のベストを着た監視員6人が2日に1回ほど、市中心部の三隈川沿いなどを回って違反者に注意している。
 同課によると、指導員が巡回中にごみを拾うように指導したのは、少ない月でゼロ件、多い月は17件。4月は6件だった。従わずに勧告書や、不服申立書と措置命令書を渡すような悪質なケースはなかったという。
 監視員の矢幡勇さん(58)は「河川敷では以前は犬のふんなどが目に付いていたが、パトロールしている姿が散歩中の飼い主らに知れ渡ったのですっかり見なくなった」と話す。
 市は地域住民にも協力を依頼。市中心部の17自治会の各美化推進委員が、同じベストを着てパトロールをしている。同課は本年度、新たにベスト約300枚を作ってほかの美化推進委員に配布。「過料徴収が目的ではない。美しい水(すい)郷(きょう)日田を目指して今後も自治会などと協力して監視を強め、ポイ捨てしにくい環境をつくっていきたい」としている。

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