
「よろしくお願いします」。笑顔ではきはきと電話の応対をする小島道寛さん=大分三好ヴァイセアドラー事務所
学生時代、バレーボール・プレミアリーグ男子の大分三好ヴァイセアドラーの通訳をボランティアで担当していた小島道寛さん(22)が、正式にチームの一員となった。「大好きなバレーにかかわり続けたい」とチームに“アタック”したもの。これまでの担当に加え、チームでは初めての営業も任され、奮闘している。
小島さんは北海道江別市出身。立命館アジア太平洋大に進学して1年目の冬、所属していたバレーボール部に大分三好から「英語の通訳ができる人を探している」と協力要請があり、手を挙げた。「大学で体験できないことができそう」と思ったのが理由だった。
以来、リーグ戦期間中は外国人選手の通訳のほか、練習の補助などチームの雑務も積極的にこなした。「チームになくてはならない存在になった」と大分三好。
大学の友人は関東や関西に就職を決めて今春、大分を去ったが、小島さんは「このままバレーボールに携わりたい」と大分三好に思いを打ち明けた。「豊かな自然や温泉があり、暮らしやすい」と大分を気に入ったことも理由の一つだった。
4月、正式にチームに迎えられてからは、これまでの担当に加え、新設の「営業」も任せられた。ユニホームスポンサーの獲得と法人会員の増加に向け、「目指せ100社」の目標と社名を書いた紙を事務所の壁に張り、企業回りをしている。
井上幸子広報兼マネジャーは「物おじしない行動派で、仕事もてきぱきとこなす。頼りにしている」と期待を寄せる。
小島さんは「これまでは裏方だったが、これからはチームの役に立てるよう表でも頑張る」と意欲を燃やしている。
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