大分のニュース

県の新「都市計画区域マスタープラン」

[2010年05月18日 09:44]

コンパクトなまちづくりへの期待が高まる大分駅南の開発地域(大分市金池南)=14日

 県は「都市計画区域マスタープラン」の見直しを進めている。市街地にある学校やマンション、社会福祉施設といった既存施設を積極的に活用することで、居住地域や商業、行政機関といった都市機能が集約し、移動距離が少なくて済む「コンパクトシティー」づくりを進める―などの基本方針を盛り込んだのが特徴。都市計画道路の整備は自治体の厳しい財政状況を考慮し、整備の優先順位を明確化、事業の選択と集中を進めながら透明性を高める。

 見直しのテーマを「自然の幸・都市(まち)の幸をはぐくみ、次世代につなぐ、私たちの都市づくり」として打ち出す。コンパクトシティー、バスなどの公共交通や徒歩、自転車移動の利便性を高めることで、「過度に車に依存しない都市づくりを進める」とした。
 地域特有の歴史や都市景観を保存する必要性も強調。環境にやさしいまちづくりのため、ビルや家屋の屋上緑化や太陽光発電などを進め、二酸化炭素(CO2)排出量を抑えた「低炭素型都市」づくりを目指す。
 都市計画道路の整備では、事業実施の有無や事業効果を見極めた上で、10年程度で整備する「特に優先する路線」と20年程度の「優先する路線」に分類する。
 優先順位を決める際、県と対象路線のある市町は(1)コンパクトな市街地づくり(2)国道の交通量分散―といった基準で路線ごとに点を付ける。「点数化することで路線の優先順位付けでの透明性を高める。順位が低い計画は地元が同意すれば、廃止もあり得る」(都市計画課)としている。
 マスタープランは広域的な観点から都市計画区域の整備、開発方針を示すもので、2004年度に策定。大分市や別府市など県内18区域で設けている。
 県は7月から住民説明会、9月には別府市と日田市で都市計画フォーラムを開き、住民に計画への理解を深めてもらう。修正プランは県都市計画審議会の承認を得て、来年3月に決まる。

県内過去のニュース

5月18日

5月17日

5月16日

5月15日

5月14日

5月13日

5月12日

5月11日

5月10日

5月09日

5月08日

5月07日

5月06日

5月05日

5月04日

5月03日

5月02日

5月01日

4月30日

4月29日

4月28日

4月27日

4月26日

4月25日

4月24日

4月23日

4月22日

4月21日

4月20日

4月19日

4月18日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA