
金星に向けて、メッセージを書いた大分中学校の生徒たち
「金星さん初めまして」「頑張って金星にたどり着け」―。18日早朝に打ち上げられる宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」とともに、大分県民が寄せた数々のメッセージが金星に向かう。あかつきに夢を託した子どもたちは、自分の言葉が宇宙へと飛び出すのを心待ちにしている。
JAXAによると、あかつきは日本初の金星探査機(高さ140センチ、幅104センチ、奥行き145センチ)。金星の大気の動きや雲ができる過程を観測する。鹿児島県の宇宙機構種子島宇宙センターからロケットで打ち上げ、約半年で金星に到達。約2年間観測を続け、その後も金星の周りを回り続けるという。
メッセージは、あかつきに関心を持ってもらおうと、JAXAが昨年10月下旬から約3カ月間募集した。全国の団体や個人から約26万人の応募があり、すべてのメッセージがアルミプレート(縦8センチ、横12センチ)約90枚に印字され、あかつきの側面に張り付けられた。
県内からは少なくとも、杵築市のきつき少年少女発明クラブ、別府市境川小学校2年生(現3年生)、大分市の日本宇宙少年団おおいた分団など6団体が応募した。同市の大分中学校では、昨年の全校生徒117人が応援の言葉や、見たことのない“金星人”にあてて寄せ書きをした。
「いつか金星に行こう!」と記した那賀春紀君(14)は「自分の言葉が金星に届くことを想像すると、とても楽しみ。将来、金星旅行に行けるといいな」。「あなたは地球人の存在を信じますか?」と書いた西村由佳梨さん(14)は「もし宇宙人がいたら、わたしたちのメッセージの感想を聞かせてほしい」と目を輝かせる。
あかつきの打ち上げの様子は18日午前6時15分から、JAXAのホームページで中継される。「JAXA」で簡単に検索できる。
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